Tiny seed.

~わたしが疑問に思うこと 

人生100年 ~ 急に長くなった人生設計

えっ~人生100年もあるんですか。

なんとなく江戸時代ではないのだが、ぼんやり50歳くらいでキャリヤというか、

そんなカッコイイものではなくてもパートにせよ辞められるのかなあ…

と思っていたが、時代の風向きが変わってきて、年金支給年齢引き上げ

とか、時期を選択できるとか、なかなか楽はさせてもらえないようだ。

 

かといって、ホリエモンFIREなんてぼけるからやめておけ、

(FIREとは、経済的な自立を実現させて、仕事を早期にリタイアすること。)

また武田邦彦先生も、老人はなるべく働きたいんだ、高齢者をバカにするな。

のようなことを仰っていた、

もっともである。

恐らく、生涯できるような仕事をお持ちであれば、なるべく働いて社会参加し

て生きる方がよいに決まっている。

聖路加国際病院日野原 重明(ひのはら しげあき)名誉院長も100歳前後でも

同病院で回診をしてドクターの仕事を全うされたという。

瀧島未香(タキミカ)さんもも89歳でフィットネスインストラクターとのこと

(2020年の記事)

こうした方々にはあこがれる、しかし稀な存在なので、メディアで取り上げられた

ということであり、大概の高齢者は家かホームで過ごしているように思う。

 

わたしもとうとう今年50歳になるのだが、自分の興味のある資格などを取得

してみたが、実際就職となると気が引ける。

夜遅いシフトもいとわず、土日もOK、死に物狂いで働きますので、

お願いします。

といえば、何か雇ってくれるところも万が一あるかもしれないが、

20代のころのガッツは正直いってわいてこない。

 

そもそも、人生100年時代に社会のしくみがついてきていないのだ。

寿命だけは延びて、社会の受け入れ態勢が不十分である。

50代も一昔 前の30代くらいの扱いでなければとても100年まで持たぬ、

かといって、若い人と同じだけ働きなさいというのも本来は少し無理がある。

 

なので、年齢にあった働き方が選択できればよいのではないかと思う。

短時間労働を選択できるとか、均一におなじではなく、年齢というものを考慮

した働き方を選択できる。

老いというものは、非常に個人差があるので、若者と同様に働きたい人は

そうするがいいし、そうでない人は選択ができる。

 

本音を言えば、

既存の仕事や働き方で、高齢になってまで本当は働きたい

ところなんてないのだ。

人には魂の「魂職」といものがあり、

必ずその人に適した仕事が本来はあるそうだ。

満員電車で必ず同じ時間に通い、拘束され、したくない仕事を行うのは、

奴隷の働き方だという。

そんなの当たり前ではないか、みんなそうやって生きて

いるんだ、我慢してなくて一人前の大人といえるのか、と言われてきたが、

それは壮大な刷り込みであって、奴隷に過ぎない。

週末のわずかな休暇を楽しみにわずかなお金で満足し、

平日は我慢して働く、これが人生であると。

 

この考え方を根本から覆さなければ、人生100年も奴隷なんてやっていられない。

年齢にも時間にも縛られない働き方、

FIREしたいのは仕事が辛いからだ。

上記の高齢者は楽しみながら働いているので、苦痛ではないと思う、

まさに魂職だ。

 

前澤友作さんはSNS で会社の初期メンバーを募集し、通勤もない、

社員ではない参加型(なんと一万人も募集)のビジネスを始めている。

最近話題の成田祐輔さんは、政治などはアルゴリズムに任せておけという。

若者の政治参加くらいでは社会はかわらない、ルールを変えて、

            ちょっとした革命をおこす」のだと言っている。

かなりの意識の書き換えが必要だ。

こういったいままでにない働き方や生き方、政治の在り方を考える脳が

必要だ。

我慢は美徳という時代は終わった。

労働 = 苦痛の対価としての給与  はもうやめよう。(やめたい…)

 

なんとか新しい時代に行けるよう日々思考の書き換えをこころみてみるのだが、

長年よしとされてきた考えを覆すのは容易なことではない。

マインドコントロール恐るべし。

50歳以降の生き方はどうすればよいのか、

何をした方がよいのか、

または何もしなくてよいのか、ものすごく難しい。

 

最近新しいことをいう方々もおじさん化しているので、

是非若い方々、常識をぶち破っていただきたい。

 

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