Tiny seed.

~わたしが疑問に思うこと 

会社をやめる理由

別ブログにて過去にセクハラを受けたことがあることを告白してしまった。

 

セクハラという言葉が悔しいことに、その事件があったあとすぐに

世間に知られるようになった少し古い話である。

わたしはまだ20代前半の世間知らずの若きOLであったので、

次の転職先にセクハラを受け退職した旨を正直に話してしまった。

一次面接の総務課の方はとても良い方で、事情を承知していただけたが、

二次面接の社長にも同じような説明をしてしまったが、

不評を買い不採用であった。

もちろん、自分の実力不足でありそれのみの理由で落ちたとは言わないが、

顔色などを見れば言葉にしない感情も伝わるというものだ。

 

わたしは一社でこのことを悟り、以後セクハラの件は一切いわず、

なんで以前の会社を辞めたのですか?

の質問には

新しいことにチャレンジしてみようと思い退職いたしました

などという嘘をいう術を覚えた。

 

そもそも、会社を辞める理由に前向きな理由は何パーセントあるのだろうか?

わたしの場合は、

セクハラ、会社が傾き始めた、保険会社のノルマ営業に耐えきれなかった、

ハードすぎる割に将来性がない、

など前向きな転職なんて皆無であった。

よりよい条件を目指し、ステップアップの転職や、

やりたい事が見つかったなど、時にはあるかもしれなが、

人間関係が嫌だった、飽きた、などの理由もあろうかと思う。

その都度人は嘘をいうハメになるが、

この嘘になんの価値があるのか、

派遣会社の登録時に20年以上前に退職した会社の退職理由を詳しく

聞かれることもあったが、いったいなんのために?

 

パワハラ、セクハラ、ブラック企業

コンプライアンスなど言葉だけは飛び交っているが、

セクハラなどを理由に退職し、

転職する際に、

それは大変なご苦労をされたのですね

などと言ってくれる話はきいたことがない。

恐らく、正直にはなせば「問題を起こす人物」という

印象で大概はアウトだろう、ちがうだろうか。


パワハラはいけませんよ」でとまっているので、

転職の際にパワハラ、セクハラ、いじめで退職した人を差別してはいけない、

この概念も盛り込んでいただきたい。

それに加え、

長く務めることは美徳で、転職の数が多いとNGという

風潮が少し軽減されればよいと思う。

とはいえ、採用の基準も難しいとは思う。

終身雇用がなくなりはじめると、何を優先するのか。

 

転職回数が多いとダメですか・・・

 

harpmoon.hatenablog.com